弊社のローラは、ラビリンス構造、防塵構造、スプリング、ベアリング部など、他社とはことなる独特な内部構造になっています。創業から100年という長い歴史の中で培われた経験から研究・開発・改良を繰り返し作り上げられたこの構造は、現在、日本国内だけでなく世界各国のお客様に高い評価を得ています。
耐久性に優れた
鋳物製ハウジング
荷重に耐える
強固な軸止
メンテナンスフリーな
縦型ラビリンス構造
ローラの
LCC低減への寄与
ローラの真円度と円筒度寸法が悪いと騒音や振動が発生し、回転不良やベアリング破損の原因となります。 そのため弊社ではNC旋盤で真円度を高い精度で切削加工。また、弊社のローラには造形の自由度と耐久性の高い 鋳物ハウジングを採用しています。さらに大型のボスを設けることで防水性にも優れた構造となっています。
ローラにはスラスト、ラジアル方向だけではなく あらゆる方向に大きな荷重がかかります。 そこでベアリングの軸抜けを起こさなように、軸と接する内と外の2カ所に加えてベアリング外輪部にも止め構造を設けました。 3カ所でベアリングと軸を固定することで軸抜けが起こらない構造を実現。
防塵カバーの隙間から侵入した異物は防塵専用グリスにより内部への侵入を防ぎます。 さらにラビリンス内部には エアポケットを設け、第2・第3の防塵構造を実現いたしました。 また、接触面積を無くすことにより噛み込みによる回転不良を起こさず目詰まりがおきない構造となっています。
ローラ回転不良の原因の多くは潤滑グリースの欠乏によるもの。そこで広いグリースポケットを設け多量のグリース充填を可能に。 またベアリング部の2カ所へ大量のグリスを充填することで、長期にわたりスムーズな無給油運転が可能なりました。 それによりローラのライフサイクルコストの低減に寄与します。